金欠リターンライダー

９月１１日、水曜日、連泊の斜里の朝です。


本日も青空の良い天気、雨男達が北海道に居ないので最高のツーリングを楽しめます。



本日の予定は摩周湖、屈斜路湖周辺をノンビリするだけ、距離もそんなに走りません、


なにせ大人の北海道ですから・・・・（しつこい！）










そしてこんな素晴らしい日に
あんな不幸が待ち構えてるなんて

・





朝はかなりノンビリ、焦る気になりません。

モーニングコーヒーも２杯目














なにせテントがグッショリと濡れてます、夜露が凄くて簡単に撤収出来ないんですよ

日の当たるのを待って、何とか乾燥撤収しようと努力、













テント生活って面倒くさい、
次回はビジホ泊まりに・・・・・・・






出発して小清水町方面の標識に従って走ってるつもりだったのですが、

何故か正面に斜里岳が見える、方向違うジャン、













出だしから迷走しているオヤジ、方向感覚は良いつもりだったんですけどね

迷走途中の路傍の草むらの中に鶴が、これって丹頂ですよね？

こんな所で何してるんでしょうか。














ウロウロ迷走して漸く目的のＲ３３４に出ることが出来ました。

この道路も農地の中を走る真っ直ぐな道、でも国道だけに大型トラックが多くて・・・













小清水町を抜けて大空町の東藻琴のセイコマで、ホッカイダーの中で良く話に出る

ソフトカツゲンなるものを飲んでみましたが・・・・・・・・単なる乳酸飲料でした。














そして其処から道道１０２号線で、小清水峠越えで川湯へ向けて走ります。

この道にしたのは・・・・・・・・・・・通ったことが無いから














しかし山へ近づくにつれて怪しい雲が、平地の方は晴れてるんですけど

山の方だけ灰色の雲が張り付いてます。

峠近くで水滴が２～３滴シールドに付いて、これはアウトかと観念したのですがそれっきり。




ハイランド小清水というキャンプ場が在りましたけど、周辺には人家無し、

この山奥で完ソロになろうものなら恐ろしくて寝てられないかも。

どなたか完ソロにチャレンジしてみませんか？





峠を越えて暫く下ると屈斜路湖が見えてきます。















景観としてはまあまあだと思うんですけど、美幌峠ほどの拡がりというか開放感が無いので

ちょっと残念、悪くは無いですよ。

湖の周辺の山々には雲がかかってますので、美幌峠へ行っても何も見えないかな？






川湯まで下りると青空、やはり山だけ雲がかかっている。

摩周湖へ行く前に、クリーム童話に寄り道を














前の駐車場から硫黄山を望む図です、構造物が邪魔でしたね



バニラ、ブルーへりー、メロンのトリプルを














摩周湖へ登りますが、前に遅いバスが

そんなに遅いならパスさせてくれても良いのに・・・・・・・・














２年続けての晴天の摩周湖、
婚期が遅れ、出世できないの二乗ですな～





向こうの屈斜路湖の雲、無くなって来てるみたいです、美幌峠大丈夫そうですよ。














でもその前に第一駐車場のレストハウスへと

去年も此処からお土産発送してますので、今年も発送します・・・・・

来年の北海道のために













マルセイバターサンドが食いたいとメールしてきた長男坊のとこへも送ってやりましたよ、

おまけにメロンを付けてやりましたから、どっちがメインか判りませんがね。





自宅や長男坊、会社の分と散財しましたので、店のオバチャン、ゼリーとお菓子をくれました。

途中で食べてねと優しいお言葉、ありがとうございます。














一応展望台からの光景も、土産買っただけじゃ無いです、観光もしてますから
















摩周湖道路を下りて川湯を通り、屈斜路湖の湖岸道路を美幌峠方面へと走ります。

この湖岸道路好きなんですけど、気を付けないと鹿が飛び出してくることがありますので要注意です。














美幌峠へ駆け上ると、雲は無くなっていて景観を楽しむことが出来ました。















景観を楽しんだ後、３年目にして初めてレストハウスの中へ入りました。

なにしろ昼飯食ってないので腹が減って



食堂で何か食えばいいものを、食堂入口でオバチャンが名物揚げいも、揚げたてですよと

声をかけられたので、ついつい揚げたていもくださいと・・・・・・・・・












如何にも貧乏そうなオヤジを憐れんでくれたのか、

普通は２個だけど１個おまけしとくねとオバチャン、勿論お断りはしませんよ




でも、芋だけじゃさすがに腹がもちませんで、峠を下ったライハも併設している

ポントで昨日に引き続きカツカレーを














お値段９００円、昨日のは１００円高かったですけど・・・・・・

昨日のカツカレー、レベル高いです





本日の宿泊予定はシラルトロ湖キャンプ場、ここでも連泊するつもりです。

本日は明るい中に余裕をもって設営することにして、Ｒ３９１を南下します。













トラクターが国道を堂々と走ってます、さすが北海道













そして更に北海道らしい光景、シカ注意の路面表示














でもこれまでは全く鹿の姿は見てないんですけど






シラルトロ湖キャンプ場へ到着、先客は二張張ってありますが無人、買い出しか風呂でしょうか















見た目は良さそうなので、手前の憩いの家で連泊の申し込みを済ませます。



で、明るい中に設営完了なんですが・・・・・・・・

何か予兆を感じたか、タープまで設営












設営中に凄い虫の襲撃が、森林香を焚いてもその煙の中を飛び回ってる

蚊取り線香効かないってか、マジかよ

釧路湿原の沼の側って虫が馬鹿に出来ません、さすが水辺は覚悟が要ります。






受付で買い出しのためコンビニの場所を聞いたら、こちらへ来るのに通って来た標茶か

釧路近くまで行かないと無いって、どちらも２０㎞近くあるそうです




この辺まで来たら、南蛮酊のタレザンギもありかと考えたのですが、

揚げいもとカツカレーがまだ残ってるような気もして、次の機会にと繰り延べて・・・・・・・

通って来た標茶の町まで買い出しに行きましたが・・・・・・・・・・・・






ここでこの旅の一番の不幸が



標茶で見かけたフクハラ、食品スーパーだからと入ったのです。

店前の角の駐車区画へ右旋回しながら駐車しようと・・・・・・・

少し上がり傾斜でしたのでセカンドからローへシフトダウン・・・・・・・したつもりが

キチンと踏み込まなかったのか、ギヤ抜けでニュートラルに・・・・・

上がり傾斜のため失速状態、しかも旋回中・・・・・・短い脚を着いて一生懸命支えようとしたのですが





敢え無く立ちゴケ、





右前ウィンカーレンズが割れて外れるし、ウィンカー自体も折れたかフラーンと

設営済みで荷物は降ろしてましたから、何とか起こすことは出来ましたが、

これが荷物満載だと誰かに手伝って貰わないと起こせませんよ。




一応食品買おうと中に入りましたが、デカカップ麺は無い、ビールもコンビニより高い、

適当な惣菜も無くて、何も買わずに終わりました。

これなら入らなくても良かったジャン、そうすれば立ちゴケもしなかった・・・・・・





結局セイコマへ行って毎度おなじみの物、それでもウィンカーの修理代が頭をよぎって、

予定より粗末なものとなりました。ついでにビニールテープが欲しかったのですが

無かったのでセロテープとアロンアルファを買って、店の前で応急修理。

ウィンカーレンズはセロテープでも付きましたけど、ブラーンの本体、テープで固定しましたけど、

すぐ外れそうです。振動を与えたり、風圧が加わるとポロリといきそう。













スゲェー凹みました、バイクも心も大きなダメージを抱えてキャンプ場に戻った時には

既に真っ暗になっておりました。暗いテントに帰る・・・・・なお落ち込むわ～





歩いて２分の茅沼憩いの家に風呂へ入りに行きました。













温泉で入浴料４００円、内風呂は浴槽３つに露天風呂有、ボディソープ、シャンプー備え付で

風呂としてのレベルは高いのですが・・・・・・・・・

心の傷は癒せませんでした





風呂から上がり、泣きながらの夕食














焼肉か焼きソーセージでも豪華にしてと思ってた夕食は一挙に粗末なものにと変身。

食べ終わる頃には、天からも涙の滴が・・・これこそまさにオヤジの涙雨




少しずつ強く降る涙雨の下、
傷心を抱えて
オヤスミナサイ



本日の走行距離　　　　２５１．６㎞