当日、9時30分頃に来院するようにとのことでしたので、時間どおりに病院へ。
入院患者は車で来ないよう注意事項の中にあったのですが、女房も仕事で都合がつかなかったので、
まあ、1泊だからいいかと思い、自分の車で病院へ。
入院受付窓口で受付を。ちゃんとリストに載っておりました。
西病棟4階のナースセンターへ行くように指示されました。
ナースセンターへ行くと、婦長自ら病室のほうへ案内してくれました。
大部屋の15号室へ。
数年前にも、狭心症でこの病院に入院したことはあるのですが、それからだいぶ変わっているようです。
大部屋も、前は5人部屋でしたが、3人部屋になってます。かなりスペースが広くなりました。
この広さだと、次男坊の大阪のアパートより広いような。いかに大阪が狭かったかと言うことですが。
病室の前の患者名を記載する札も替わってます。操作しないと表示されないようになってます。
個人情報保護法のせいらしいですが、そこまでしなければならないのでしょうか。
ベッドも全部電動式になってました。
すげ~、昔と比べたら快適!
肝心の検査は、初日の午後ですが、時間は外来の様子次第で、昼過ぎにお知らせしますとのこと。
それまでに浣腸させられて、何時来るかわからない連絡を待つだけ。逃げたくなります。
昼食後に連絡が、13時15分から検査しますと。早めで良しとしましょう。
待つのは辛い!
時間に外来診察室へ行くと、はい、ここに横になってと、実に簡単に言われて。
一応、することの説明を。
「直腸から前立腺へ向けて、針を10本刺して組織を採取します。」・・・・・10本!
尻の穴から何かを差し込まれ、「は~い、ちょっと痛いかもしれませんよ」・・・
バスッ!
圧縮空気を使うのか、かなり大きな音が。痛みは感じませんが、何か圧迫感が。
「22㎜・・・・・15㎜・・・・・」とかの声が。針の長さか?
22㎜・・・結構長いじゃん。怖~~
それを10回繰り返して終了。時間にすれば15~20分くらいでしょうか。
終了後、すぐに検尿を。少し血が混じってました。
医者曰く、「前立腺には尿道が通っているため、針を刺したのだから、血尿は出ます。
細菌の感染を防ぐためにも、大量の小便をするように。」
終了後は、鋭い痛みは無いものの、下腹部に違和感が。大量の水分を摂ってベッドで安静に。
外を眺めるか、テレビでも見てるしかないですね。
大量の水分を摂ったおかげで、1時間おきにトイレへ。血尿らしい血尿は無さそうで、少し安心。
しかし、それからが長かった。すること無しにベッドの上。暇です。
午後も遅くなって、検査した医者が病室へ来て、今の様子を聞き、それから今後の注意を。
「針を10本も刺したのだから、前立腺の中は内出血してます。血尿、血便は出る可能性が有ります。
それよりも、大事なのは炎症の有無なので、高熱が出るようなことがあれば、来院するように。
前立腺を刺激するような運動や、重い物を持つのは暫く控えるように。自転車、バイクは特に
負担を掛けるので、止めておいたほうが良いでしょう。」
バイク駄目?それと、今週末、京都まで荷物を運ばなければならないんですが?
「どうしても運ばなければならないの?」と医者の渋い表情。そう言われましても、次男坊の
就職までに運ばなければならないんですよ。父ちゃんは辛いんですよ。
まあ、最終的に駄目とは言いませんでしたけど。
いくら快適な環境でも、病院って退屈なんです。コーヒーも淹れれないし、ビデオもなし。
晩飯も午後6時に出てくるし。こんな早い時間に食ったら、後の長いこと。
9時には寝ちゃいました。
寝るのが早ければ、起きるのも当然早く、5時には目が覚めてしまいましたが、他の人に迷惑に
ならぬよう、ベッドの上でゴロゴロ。
朝飯食えば、すること無し。早く出たい。
8時30分頃、医者が来て、今の様子と熱をみて、午前中に退院しても良いとのこと。
ただし、安静にしていることと。
ハイ、別にバイクにも乗りませんし、遊びにも行きませんから。
10時には、支払い済ませて退院しました。
家へ帰って、すぐコーヒーを。 旨い。
いくら快適な病室であっても、
やっぱり家がいいな~!
そうそう、この検査の結果は、4月2日に分かります。
白と出るか、黒と出るか、
最後の審判です!
失意の家出になるか、歓喜のキャンプになるか、さあ、どっち?