27日28日の月、火で、金沢市の深谷温泉の元湯石屋に泊まって来ました。
深谷温泉、金沢市の北東山間部に在るローカルな温泉。
昔は3軒ほど宿が在ったらしいけど、今は元湯石屋の1軒だけ。
昔からこんな温泉が在るのは知ってましたよ、実家の最寄りのバス停には、
深谷温泉行きの国鉄バスが通ってましたんで、小さいころから名前だけは・・・・
ただ、これまで一度も泊ったことは無かったです、実家から車だと45分ほどで、
あまりにも近すぎて泊まる気にはならなかったですから
今回泊まりに行ったのは、義姉のピンチヒッターとして
鬼さんと義姉の姉妹、県民割引の補助があるとかで、泊まりに行く予定だったのですが、
義姉が2日前の土曜日に尾骶骨を圧迫骨折
鬼さん慌てて走り回ってましたが、キャンセルするのかと思えば、
自分が行きたいものだから、急遽代わりに俺に来いとの命令
鬼の居ぬ間の洗濯したかったのに
・
最初の予定では、義姉と月曜日の午前中から映画に行って、そのまま泊まりに行く予定。
それなら、月曜午前から翌日火曜の昼くらいまで、丸一日自由の身だったのに
鬼さんが居ない方が煙草も心置きなく喫えて
飯も自分の好きな物を、好きなだけ好きな味付けで食えたのに
奥さんが居ないと何も出来ない旦那さんが、世の中には沢山居るようなんですが、
自分は、奥さんが居ない方が嬉しい希少種のようです
映画なんか見る気は無いですから、2時45分頃に鬼さんの車で出発。
ただ、鬼さん、運転はしたくないとオヤジが運転、早い話が・・・・・
アッシー君
山側環状道路を通り、森本ICで下りて深谷温泉へと。
この間、結構雨降り続いてました
一軒宿の元湯石屋、駐車場と玄関が4~50m離れているので、
玄関前に着けて鬼さんと荷物を降ろし、車を駐車場まで持っていこうとしたら、
すぐそこに停めても良いですよと言われ・・・・・
ラッキー
元湯石屋、結構歴史のある湯宿のようです、言い換えれば昔ながらの・・・・・
古い造りで、段差やら階段が多くてバリヤフリーとは無縁の建物。
エレベーターは無く、車椅子は到底無理、
急な階段は高齢者には辛いものが・・・・・
まあ、その分趣が有るとも言えるのですが
オヤジ達の部屋は1階の梅の間。
8畳と6畳の続き間、トイレ付
テーブルの上にはお茶菓子の葛餅、割と美味かったですわ。
鬼さん、このお菓子屋近いなら姉に土産に買っていこうかなと。
オヤジは部屋でゴロゴロして相撲中継、鬼さんは館内探検とかフラフラしに行きましたが・・・・・
帰って来たら、従業員さんと一緒に能舞台の照明点けに舞台の袖まで行って来たとか
鬼さんがまず風呂に
部屋の鍵2つあると便利なんだけどな~(^_^;)
鬼さんが帰って来てから、今度はオヤジが風呂へと。
風呂へ行くのも10数段の階段、脚の弱い人には・・・・・
平日だけあってお客さんは少ない、入った時には親子連れが居たけど、
すぐに出て行ってオヤジだけのボッチ
浴場内、右奥に大きめの熱めの浴槽、右手前は小さめのぬるめの浴槽、
左手前には冷たい浴槽、源泉温度が25~6℃って言うからこれが源泉?
湯は黒い色のモール泉、北海道の十勝川温泉と同じようです。
ヌルヌルの泉質、お肌に良さそうな・・・ってジジィには関係無いか
昔から痔に効く温泉とは聞いてましたが、こんな黒いモール泉とは初めて知りました
夕食は食事処の3階の大広間で、此処へも合わせて20数段の階段が。
格式高い朱壁の座敷、普段なら仕切って無いんでしょうけど、
コロナの影響か、隣とは屏風で仕切られて、席も対面では無く並列。
窓の外には能舞台が。
この能舞台、6代目当主が孫の誕生を祝って造ったと。
そのお孫さん、未だ健在で103歳、と言うことはこの舞台も103歳
しかし、誕生祝に総檜造りの能舞台って・・・・・・・
金持ち
食事は会席料理、前菜から一品ずつ出て来ます。
口うるさい鬼さん、ビールも一本だけと・・・・・・
中瓶ですぜ
一品一品の量は少ないですけど、
何品もあるから普段より食べてるのかな?
肉も二切れ、少ないような気がするんだけど・・・・
デザートまでいくとまあまあ食った気が、
今日はこの辺で堪忍したるわ
食後は鬼さんの目を盗み喫煙室へ
此処は男子トイレのスペースを潰して転用した臭い所ですわ
二人とも後一回ずつ風呂に入り、
11時過ぎには布団に入り
オヤスミナサイ
朝は5時半頃に目覚めたんですが、朝風呂は6時から、布団の中でゴロゴロ。
朝風呂へ行ったり、持参のコーヒーを淹れたりして朝食の8時まで暇潰し。
朝食も昨晩と同じ大広間、また20数段の階段を登り・・・・
普段の朝ではお目にかかることのない豪華な朝食をいただき、
一番最後で他のお客さんが居ないことを良いことに、大広間内をフラフラ。
能舞台、何処から見るのかと思えば、この大広間から見下ろすんだって。
ついでに昨日のお茶菓子の葛餅の店も聞いて
部屋へ帰る時に、玄関そばに置いてある銅鑼を一発ゴ~ンと、はた迷惑だったかな
チェックアウトぎりぎりの10時頃まで粘り、一番最後になったかな、
迷惑な客でしたね
聞いた葛餅のお店へ寄ってみましたが・・・・・・・・
臨時休業
お土産無しで帰ることになりました
良い風呂と美味しい料理、それは良かったのですが、
ず~っと鬼さんと一緒だと疲れるわ
そして重大な事実が判明
鬼さん今週1週間休みだと・・・・
ず~っと家に居るのかよ