金欠リターンライダー

９月１３日、金曜日、シラルトロ湖連泊の朝です。



何だか今年のツー、５時頃には目が覚めてしまいます、齢くったからかな～？

いや、仕事の時は、７時でも起こされないと起きないのに何故だ～？




キャンプ場、昨夜からの霧に包まれて、まだ薄暗いですよ。














この霧の向こうに蠢くものが
ま、まさか・・・・・クマ

・





よくよく目を凝らして見れば・・・・・・・・鹿の群れ、夜中に物音したのもこいつらの所為なのか。













トイレへ行こうと歩き出すと、横で何かの気配、見てみると駐車場にも１頭、

こちらにガン飛ばしてますが










こいつはでかい、雄鹿か？　　


フンとばかりに悠々と去って行きました。

しかし、昨日までは鹿の姿を見ることが無かったのに、鹿と衝突しそうになってから

鹿、鹿、鹿・・・・・・・何の因果だ？






霧のキャンプ場、見るだけならなかなか幻想的です












見るだけならね、


実際は・・・・・・・・テントもタープも結露でグッショリ、撤収考えたらゾッとします














さてさて今日の予定は如何しよう？　もう明日の夕方は苫小牧から離道することになってるから

行ける範囲は限られるし・・・・・・・・・・

天気をチェックすると、今日の日中はまずまずだけど、今晩から明日の天気は・・・・・雨

それも、所によっては激しい雨と、見たくない文字が並んでます

釧路、十勝、日高と軒並み雨予報、道北は晴れのようだけど、今更行ける訳は無いし。






こりゃ、明日の日中の雨は覚悟しなければならないようです。

問題は寝床、最終日は幾つかのキャンプ場を候補にしてたのですが、雨中撤収となると・・・・・

雨の中のキャンプは気になりませんよ、濡れないんだから。

嫌なのは撤収、濡れたままのテントを畳んでと思うと、気分は一気にブルー




まあそのことは夕方までに考えることにして・・・・・・・・・嫌なことは先送りする軟弱人間ですから

まずは飯、飯じゃ～













持参食料の餅と小豆の缶詰でぜんざいです。これで持参食料も全部消化、非常食無くなりました。





少しずつ霧も晴れて青空も見えてきました。













青空の下を走れるのも今日限りとなりそうですから、精一杯楽しむようにしますか。






オヤジの一番嫌いな撤収です、あー面倒くさい













今回は出来るだけ乾燥撤収を心がけます、もしかしたら・・・・・・・














東屋は物干し場状態、完ソロの特権ですね。

干してる間に崖の方へ行ってみました、木々の間からシラルトロ湖が見えます。














ウォーキングしていたオッチャン、どうもこの先にクマが出た形跡があると、












こんな所でクマですか～、昨日聞いてたらオチオチ寝てられ無かったろうな


出たのは鹿で良かった～




乾燥撤収にこだわったので、出発したのは１０時半とゆったり・・・・・し過ぎだろー













地図を見てたら、この側から湿原を通る道道１０６０号があり、コッタロ展望台が在ると。

で、突っ込んで行ったらダートやんけ












結構ハンドル取られてフラフラしながらコッタロ展望台まで到着しました














展望台下まで辿り着いてやっと舗装路ですよ













なんちゅう道じゃ～ともう一度地図を見直すと、青字でフラットダート５㎞と記載が。

最初見た時はオレンジの文字だけが目に入って、ダートを見落としてました

ダートと判ってたら来なかった






コッタロ展望台、釧路湿原全体を見晴らせるのかと思いきや、東側のコッタロ湿原のみの展望

ダートを走った割には、ちょっと期待外れの景観












でも来たからには、自撮りしなくては何のためにダートを走ったのか・・・・・・













そこからはＲ２７４目指し地方道を走りましたけど、














ダートを走った後だけに、舗装路って何て素敵なんだ～と大感激しましたよ。



そしてＲ２７４も快適道路、交通量は少ないし、警察は見ないし・・・・・・・・・・・・














Ｒ２４０に合流して阿寒湖方面へ北上しましたが・・・・・・・

それは古いツーマプにはＲ２７４の先は国道未開通区間と表示されてたからなんですけど、

もしかしたら・・・・・本別まで行けたのかな？





阿寒湖を見たいと思い温泉街へ入ったんですけど、道路からは殆ど湖面が見えないのね、

停めてまで見る気にはなれず、早々に退散しました。

代わりにオンネトーの方へ寄ってみます。

一昨年は此処で可愛娘ちゃんに逢ったんですけど、今年は・・・・・・・・・・・














そんな美味い話はもう無いですね～






足寄国道を気持ち良く流しますが、昼飯をまだ食ってない、何処かで食わなきゃとツーマプ見たら

ライハ併設のドライブインが書いてある。













この二階部分がライハなんだって、さて今日の飯は・・・・・ジンギスカン

味は期待できないだろうけど、一応ジンギスカンも食ったと言えるし・・・・













ラワンのオバチャン、今年の夏の天候不順を嘆いてましたよ、夏の間は毎日雨、

先週まで降ってたからジャガイモ掘ることも出来なかったと。

今週のように晴れの日が続いたのは今年の夏になって初めてのことだとも言ってましたね。

そして・・・・・今晩からまた雨だねと





国道ばかり走ってても面白くないので、ラワンのすぐ横から右折して山越えして、

道道４６８号のミルクロードへと行ってみました。













のどかな風景のルートでしたよ














で、此処でも道を間違えたようで、広域農道走るつもりが町道走ってましたね

でも、道は必ず何処かへ続く、ちゃんと国道へ出ましたよ、自分の思いとは違ってましたけど。





国道走れば上士幌、上士幌と来ればナイタイと今回ツー２回目のナイタイ高原でした。

良いんです、好きな所だから何回来ても











登る道の途中で停めて












ハチと青空のショットを一発






そして懲りずにソフト、









通算　　　７０個目　　　☆☆☆☆


手に持ってるのは袋、ソフトご注文の方はどうぞお持ちくださいと書いてあったので

何か判らないけど貰ってきました。安い、只、貰うが大好きな貧乏人ですから





高原から西の方を望むと、灰色というか黒色というか、怪しい雲が十勝に流れ込んで来ている。

これを目の当りにしたら、本日テント張る気力は失せました、これはライハか？





高原から下りてキャンプ候補地の一つであった上士幌航空公園を覗くとテントは２～３張り

空いてるようだけど雨だと思うと・・・・・・・・・・そのまま通過












十勝の道はなにせ真っ直ぐ、真っ直ぐ過ぎて面白味には欠けるんですけどね。

本日の宿は屈足か新得の無料のライハか？




十勝にこだわるのは、大人の北海道の目的が鹿追町に在るため。

それで出来るだけ近い所と考えてたのです。でも、雨となると鹿追そのものに泊まった方が・・・・・

お財布さんと急遽相談、今後の予定を考えたら１泊くらいなら何とかなりそう



鹿追にビジホでも在れば泊まることにして街中を探しますが見当たらない。

交番が目に入ったので、飛び込んで聞いてみました。

鹿追にはビジホは無い、普通の旅館がこの先に２軒在る、遠い方の旅館の方が規模がでかく

泊まれる可能性は高いが、この時期、工事や作業の関係者が宿泊していて結構混み合っていると。





その遠い方の旅館、平山旅館に飛び込んで、１泊朝食付きで泊まれるか聞いたらＯＫだと。

最後の部屋だったらしいですけど

まだ少し明るいので、然別湖へ行きがてら晩飯を食ってくることにして、

７時インの予定でお願いしました。





然別湖への道も良い道で調子良く走りましたけど、峠を越えたら狭い所ありましたね。

そして、走ってたら寒い、帰り道ダウン着込みました。












然別湖、もっと開けた所かと思ってたのですが、狭い所に旅館が建ってるだけ、

開放的な光景を期待したのですが、残念でした












暗くなってきた帰り道、晩飯を食うため森のキッチンかわいへと














ここはレストランの営業の傍ら、敷地内でキャンプも出来るという所で、キャンプ候補地の一つでした。

どうせ晩飯作らないなら、レストランで食ってそのままテントへも良いなと思ってたのです。

たぶん雨じゃ無かったら此処に張ってたでしょうね。




本日の晩飯、
ステーキ２５０ｇ・・・・・












スカッと腹に入ってしまいまして・・・・・・・・・・ポテトピザを追加注文

ピザにビールをいきたかった、敷地にテント張ってあればどれだけ飲んでも可ですから





本日の設営場所、鹿追町の平山旅館さん













設営区画２１５号室、電源、テレビ付き・・・・












寝袋無し、布団付きの高規格サイト






案の定、９時頃から降り出してきましたよ、少しずつ強くなってます。

テレビの天気予報でも、明日の午前中は間違いなく雨、午後になると場所によっては

曇りとなってますが、最終日の明日は雨装備を覚悟した方が良さそうです。






最終日、大人の北海道の
最後の一つを楽しみにして
オヤスミナサイ




本日の走行距離　　　　３４４．６㎞