金欠リターンライダー

６日の日曜日、フェリーは予定どおり４：３０に小樽入港、

バイクの下船は最後でかなり待たされまして、北海道上陸は５時頃となりました。




よく寝れなかったオヤジ、半分呆けながらの下船となりましたが、

雨は降ってないです・・・・・・が結構寒いです。





寝ながら考えていた道内行程、本日は出来るだけ東へ向かい

別海辺りのキャンプ場で連泊、明日は北太平洋シーサイドラインを

走ろうかという漠然とした行程。

それ以降は適当に道北へ向かうかといういい加減さ




チョット寒いな～と思いながらも

北海道ツーの開始・・・・・・・・・・
















そして終了の日となりました

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フェリー入港１時間前の３：３０に船内放送が入って起こされるんですけど、

よく寝れなかったオヤジ、その前から目が醒めてました。



朝食としてコーヒーとパン、
















パンは２個買ったんですけど食欲無く１個だけ食い、残りは昼飯用にします。







晩飯用のカップラーメンも残ってますから食料ぶら下げてバイクへと













今回は荷物を降ろさなかったので楽でしたね、食料をトップケースに入れて

メットを被ればスタートＯＫ













上陸第一歩としてフェリーをバックに自撮り

















さてツーのスタートなんですが・・・・・・・・寒い

防寒用のダウンも持ってますが、我慢してスタート

少しでも東へ行くべく帯広まで高速道を利用します。




まずは札樽道へ















気温表示は１２～３℃、陽も昇ってくればもう少し上がるだろうと我慢して走りますが、

千歳辺りでは１１℃の表示、上がるどころか下がってる

道東道に入った頃には我慢できず、由仁ＰＡでダウンを着込み手袋も厚手にチェンジ














フ～ッ、暖かい

我慢なんかするんじゃ無かった














これで景色を見る余裕も持って走れます







音更帯広ＩＣで降りてスイートピア柳月に着いたのは８：００、

狙いは三方六のヘタ１㎏入りのお買い得品なんですが・・・・・・・・・・

















開店１時間前だというのに既に２００人ほどの列が

マジか、年ごとに列が長くなってる




本日の販売はコーヒー味、メープル味、プレーンの３種類でしたが、

オヤジの番まで来たら既にプレーンしかなくて・・・・・・・・・・















それでも良しとしましょう、列の後の人は１㎏のお買い得品が無く

ハーフサイズ対応になってましたからね。



















プレーン１㎏ゲット、これでキャンプの朝飯が確保出来たと喜んだのですが・・・・・・・・


朝飯が必要で無くなるとは知る由も無く








地方道を通り池田町へ、そしてＲ２４２を通り本別、足寄へ向かいますが
















途中パンダさんにブロック喰らいました






足寄の道の駅で休憩、















カボチャコロッケと














残り物のパンで朝飯とも昼飯ともつかぬ腹ごしらえ



















通称足寄国道、Ｒ２４１を阿寒湖方面へ走ります。

この道、悪天候なら悲惨そのものなんですが、今日はまあまあの天気、

通行量も少なく快適に走れます。
















途中で見えた雌阿寒岳と阿寒富士の姿、こちら側から走って行くと見えるんだ。








１２：００頃に阿寒湖畔を通過、７月に来てますからパスしてそのまま弟子屈へ向かいます。

途中の双岳台で自撮り、そういや最初の年も写したな















北海道らしい風景の道を走り
















１３：００に弟子屈の道の駅で休憩














足湯も在ったんですけど靴下脱ぐのも面倒くさくって・・・









さて一応道東エリアに到着しましたが、これからどうしようか？

まずは７月に行けなかった開陽台に行くことにしました。














開陽台、天気はあまり良くないんですけど・・・・・














まあまあ見通しが効くからマシな方でしょうか















天気はスッキリしないけど、此処へ来ればやっぱりこれでしょう


ハチミツソフト～














通算　　　１０９個目　　　　　☆☆☆☆　　　　ハチミツが美味いね







開陽台から下りて来て北１９号線















もう少し天気が良ければな～









腹が減って来たので中標津の街へ行くことに

途中通った中標津空港、
















あ～、田舎だけど旅客機が居るわ～と見てたんですけど・・・・・・・・・

次の日にお世話になることになろうとは






中標津の街中の食事処やまや、ツーマプにも載ってます















大通りに面してる表側には駐車スペースは無いですけど、裏側に駐車場あり















砂利スペースですけどね



ツーマプにも載ってるやまやスペシャル、超大盛とか書いてありますけど・・・・・

















大したこと無かったです、楽勝で完食でした

ただ食った時間が遅かったので晩飯は軽くで良いな、残り物のカップラーメンで丁度良いか。










時間は３時チョット過ぎ、これなら尾岱沼へ行けるな。

天気予報は雨模様なんですが、多分雨は夜の間だけ、

明日は晴れると踏んでギャンブルしますか。

泊まりは尾岱沼ふれあいキャンプ場で連泊して明日は根室方面へ・・・・・





標津へ向かいＲ２４４を右折、すぐに野付半島への入口が現われます。

野付半島、狭い所は２００ｍくらいでしょうか、両側が海となります。














東側には国後島が間近に見えます














こんな近いのに日本の主権が及んでないとは・・・・







途中のナラワラＰＡ、寂しげな風景ですね















野付半島の先っぽまで行けるだけ行ってみることに

途中には鹿の群れ、飛び出して来るなよな














バイクで行ける最後の地点、これから先は車両進入禁止です














此処から見えるトドワラの林、遠くにしか見えません
















此処で時間は４：３０過ぎ、これからキャンプ場へ向かえば５時までには入れるでしょう。

キャンプ場へ向かうべく引き返しますが・・・・・・・・・・・・

走ってる最中に普段と違う風きり音のような音が？

エンジンからの音？

ネイチャーセンターの駐車場で停止して、エンジンの回転を上げて確認しますけど

何も聞こえない、風のあたり具合による風きり音だったのかな？





その時はそうなんだろうと思って、景色を眺めながらノンビリと走ってましたら・・・・・・・・














一瞬ガス欠のような症状、アクセルを開けてるのに回転が上がらない

エッ？と思ったのですがすぐに回復、

そのまま走り続けたのですが・・・・・








運命の４：４５


重大事件発生







２～３㎞走ったところで急にリヤが激しくブレ出した


パンクか？




風景見ながらノンビリ走ってましたので余裕を持って減速

路肩に停止して降りてタイヤを見ても問題無さそう、

右側のベルト付近を見てみると・・・・・・・・・・・・・
















ハブと言うのか後輪の車軸部分から煙が

ハブ部の塗装も溶けた部分と焦げた部分が・・・・・・・・・・・















ドライブベルトも外側にずれて、下手すれば外れそうな状態に








見た瞬間思ったのは・・・・・・




これで北海道ツー終わった









これは後輪車軸部のトラブル、

車軸の折損か？

いや可能性の高いのはベアリングの破損か？

いずれにしても自走は不可能、


これを目のあたりにしてオヤジは呆然とするのみ
















なにせ此処はド田舎の野付半島、周りには何も無し、見えるは・・・・国後島














暫し呆然、頭の中真っ白・・・・・・・・








しかし何とか対応しないと、こんな時のためにＢＭＷクラブに会費払ってるんじゃないか

でもロードサービス対応出来るんじゃろか？















カードに記載されている電話番号に何度もかけますがなかなか繋がらない。

日曜の夕刻、全国でライダーが蠢いてるでしょうからトラブル件数も多いのか？





やっと繋がりオペレーターとやりとり、

その中でレッカー車に人を乗せるのは原則駄目とか。

チョ、チョット待て、こんな所からどうやって移動するってんじゃ～

電車もバスも無い所に取り残されても困ると泣きつきまして

何とか宿泊できる街まではＯＫとの返事。




レッカー先は旭川のディーラー、バックパッカーになるけど、

月曜火曜は休みで持ち込むのは水曜日になるとか

レッカー距離、約３５０㎞弱、まともに料金請求されると２０万円超えになるのは確実、

距離無制限のランクに加入していて良かった～





そして肝心のレッカー、今別件で出動しているので後１時間ほどかかるとか

段々暮れ行くド田舎道で、寒い風に吹かれながら待ちましたよ、

雨が降って無いだけまだマシか





暗くなってきた６時過ぎにようやくレッカー到着













ハチ君、ドナドナとなります














レッカー業者、中標津をベースに活動している業者ということで、

中標津まで同乗させてもらいますが・・・・・・・乗る前に一筆書かされました





中標津での泊まり、アフターフォローサービス受けれますから何処でも良かったのですが、

運転手さん、此処なら安いですよと北ホテルへ。

折角の御親切ですからそこへ泊ることに。

シート上の荷物、ＥＴＣカード、タンクバッグとヘルメットは降ろして、

後はハチ君の運搬を宜しくお願いします。





キャンプ場の予定がホテルでの設営、

人生思う通りにならないものです
















途方にくれながらも、風呂に入りカップラーメンの晩飯
















さてどうやって帰ろうか？

最初に思ったのは千歳－小松便の利用、ただ千歳までどうやって行くのか？

中標津空港から飛行機乗り継ぎか？

それともローカル路線バスの旅で釧路まで行きＪＲか？





鬼さんには、壊れた事実と早めに帰ることを連絡、

その話の中で羽田まで行って北陸新幹線で帰ってくればとの提案、

ん～？その方が楽かな？

その案採用です、全日空の予約センターへ連絡、
















羽田便予約しました。





朝早くから走って最後はトラブルとは・・・・・・・・・

とんでもない長い１日でした







停止までの走行距離　　　　５０８．０㎞










でも寝る前に思ったことは、高速道路でならなくて良かった～の思い。

高速でこのトラブルが出たら、パニクって事故る可能性大でした

トコトコ走ってた田舎道で良かった。



これも不幸中の幸いだったと思うことに






それではオヤスミナサイ